お酒のジャンルを絞るなら、スコッチウイスキーがお勧めな理由

知識

私はお酒を少ししか飲みません。

一回あたりの飲酒量もそうですし、飲酒する機会も多くはないです。

そんな中で多種多様なお酒に手を出そうと思っても、なかなか深く立ち入ることは出来ません。

それならば「特定のジャンルに絞り込んだほうが良いのではないか?」と、私は考えました。

そのほうが興味を持てたり、より詳しくなれたりして楽しいからです。

その結果としてたどり着いたのが、私の場合はスコッチウイスキーでした。

なぜそうなったのか?

理由を挙げさせていただきます。

コストパフォーマンス

1杯あたりの単価で考えると、ウイスキーは決して高くはありません。

ボトルは700mlがスタンダードですので、1杯あたり30ml程度と考えれば20杯以上に分けて楽しむことが出来ます。(ちょっと多めに注いじゃうので、20杯として計算します)

安価なものだと1,000円くらいで手に入りますので、1杯あたりの価格は50円となります。

5,000円前後でかなり美味しいウイスキーが手に入りますが、その場合でも1杯あたり250円ほどです。

10,000円ほど出せば熟成年数が長いウイスキーも手に入りますが、その場合でも1杯500円の計算となります。

保存性

お酒のジャンルを絞ろうと思い付いた時に、ワインという選択肢も考えました。

それを諦めた大きな原因は、醸造酒であるワインの保存の難しさです。

その点ウイスキーなどの蒸留酒は比較的保管が容易であるため、飲酒の絶対量が少ない人でも気軽にチャレンジすることが出来ます。

また複数のボトルを同時並行で開けることも可能なので、その日の気分によって好みのウイスキーを選ぶ楽しさがあります。

多様性(ウイスキーのタイプ)

世の中に多く出回っているスコッチウイスキーは、ブレンデッドウイスキーといいます。

複数の蒸留所のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたもので、専門の職人であるブレンダーが調合しています。

次に多いのは、単一の蒸留所で造られた原酒のみで瓶詰めされたシングルモルトウイスキーです。

蒸留所の風土やつくりての個性が感じ取れるのが特徴で、私が飲む場合もこのシングルモルトウイスキーが多いです。

他にも、シングルモルトの中でも特に選ばれた1つの樽からのみ瓶詰めされたものをシングルカスク、単一の蒸留所で造られたグレーンウイスキーを瓶詰めしたものをシングルグレーンといいます。

多様性(味わい・風味)

スコットランドの自然は多様性に満ちています。

そして、原料となる穀物や水、麦芽を乾燥させるピート、熟成を行う貯蔵庫の気候など、さまざまな場面で自然からの恩恵・影響を強く受けるのです。

自然環境以外のところでも、蒸留器(ポットスチル)の形状や加熱方式、熟成させるための樽の選択など、蒸留所ごとの特色が存在します。

その結果として、スコッチウイスキーは千差万別な味と香りになるのです。

多様性(価格)

ブレンデッドウイスキーが主になりますが、700mlのボトルが1,000円程度から入手できます。

スコットランドでは、スコッチウイスキーの品質を担保するために厳格な法律が定められています。

そのため、安価なものであっても一定以上の品質が保証されています。

高価なものになると、例えば「ザ・マッカラン30年シェリーオーク」などが50万円以上とされていますし、オークションなどで価格が上がれば数億円になるものすらあります。

とはいえ、ワイン市場に比べれば価格が極端に跳ね上がることは少なく、保存性の面でもワインより品質劣化のリスクが低いです。

法律で守られた品質

スコッチウイスキーは、スコットランドという国を代表する存在であり、財産でもあります。

そのためスコットランドでは、スコッチウイスキーを名乗るための厳格なルールが設けられました。

  1. 原料: 水、酵母、大麦麦芽(モルトウイスキー)またはその他の穀物(グレーンウイスキー)のみを使用。
  2. 製造場所: スコットランド内の蒸留所で糖化・発酵・蒸留を行うこと。
  3. 蒸留条件: アルコール度数94.8%以下で蒸留。
  4. 熟成: 容量700リットル以下のオーク樽で最低3年以上熟成させること。
  5. 添加物: 水と天然カラメル以外の添加は禁止。
  6. 瓶詰め: アルコール度数40%以上で瓶詰めすること。

このルールがあるからこそ、私たちは安心してスコッチウイスキーを購入することが出来るのです。

歴史的背景

起源は定かでは無いですが、文献で確認できるのは1494年とされています。

17世紀に課税がはじまると、それを逃れるためにウイスキーの密造が行われ、樽で保管されるようになりました。

これによって偶然に樽での熟成が発見され、ウイスキーは無色透明から琥珀色へと奇跡の変身をとげました。

酒税法の弱体化やヨーロッパのぶどう被害などもあり、スコッチウイスキーは一気にヨーロッパ全土へ拡大しました。

500年以上の年月の重みに耐え、多くの偶然と生産者たちの地道な努力によって、スコッチウイスキーは世界中の人々から愛されるようになりました。

おわりに

以上、私が数あるお酒の中からスコッチウイスキーを選んだ理由を挙げさせていただきました。

他のお酒にもそれぞれの魅力がありますが、せっかくなら同じスコッチ党の人が増えてくれたら嬉しいです。

なにかのお酒に絞り込んでみたい方は、ぜひともスコッチウイスキーをお試しください。

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